2005年 02月 16日 ( 1 )
果てしなく
 君がくれたチョコレートは
 甘く柔らかく濃厚だった。
 跡形もなく溶けていく、その向こう側で
 君を探して不安だった。
 甘く幸福な気配の先が
 ひどく曖昧で
 僕は
 理由もなく怖かった。
 今とても幸せなのに
 こころから望んだ君がいるのに
 これ以上が分からないほどそばにいるのに。

 チョコレートは
 甘く柔らかく広がって
 いつの間にか溶けて消えてなくなった。
 今
 僕は余りに完全に満ちているので
 こんな日々が
 いつまでも続くわけがない、と
 どうしようもないまま立ちすくんでしまう。
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by ichimen_aozora | 2005-02-16 01:12 | ふたり sideB